誰かとすれ違うこと

最近とても残念だと思う出来事がありました。
人は理解し合うための努力なしに絆を維持することはできません。
おそらくは互いに必要とする関係というのはウェットでもドライでも溢れるほどあって、成立を待っているものだと思うのです。
1対1とは限らず、バランスがそれを決めていきます。
あらゆるファクターを乗り越えて成立しても、一番伝えるべき事を伝えきれないためにそれは壊れて行くのです。

疑いがあるとき、拒絶が起こります。
揺るぎない信頼関係にあると思えるうちの鳥にすら、その葛藤があります。
鳥たちにはそういう苦悩を持たせたままにはして置けませんから、安心させるために何でもしてやります。
人間同士では、壁がそれを遮ります。
前提になるものは善意でなければならないのに、その場に合っているカードは別のもの。
正義だったり甘えだったり、厳しさだったり、必要とされるカードは刻一刻と変化します。
解っていながらすれ違って行くことは止められません。
止める行為が摩擦を生むと解っている場合には。

それは私自身に脅威や特別な変化をもたらす出来事ではありません。
しかし、将来に渡って持続できると思っていただけに、そして誰にも悪意がなかっただけに大変残念だったのです。
どんなにそう信じたところで、人は環境と共に変化して行くものだということはとっくに知ってはいるのだけど。