それは違うと思う

先日見ていた海外ドラマCSIに大型インコが使われていました。
好きなシリーズではありますが、そのシナリオにはちと疑問が。

内容としてはインコが証拠のカギを握っているという話で、鳥のショップが出てきます。
店員が「こいつら人の言うことを真似するだけで意識はない」という内容のセリフ。
そこががっかりの発端。
インコに馴染みのない方はピンとこないかもしれませんが、実際はそんなに単純ではありません。
飼っている立場としては思うところがありまくりなわけですが、まあそこは置いといて。
シナリオライターの全てが広範な知識を持っているわけでなし、こういうこともあるだろうなとは思います。
しかし犯人がそのインコを無理矢理ケージに入れたとなると、どうなんだよと。
見知らぬ人にそんな真似されたら流血、よくても傷だらけにはなるはずなんだが、とか、噛まれた傷だけでなくアザにもなっちゃうよとか。
ましてコンゴウ種の中でも一番大きな鳥だったので、下手をすると指が落ちるくらいのことは有り得るクチバシなんですがとか。
専門家に聞けばもう少し判る、しかもドラマ展開の根幹をなす証拠に直結する問題。
それは重大な証拠となって身体に残るはずのものなので気になるったらありゃしません。

しかし出来たはずの傷が消えるほど時間的に間が空いていたのかという疑問については、話を真面目に聞いていなかったのでツッコミきれません。
残念至極でございます。
犯人はインコ慣れしていたとか、そんな設定を聞き逃したとかだったらすまんです。
インコ慣れしてても噛まれるときゃ噛まれますけども。